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1.はじめに

 ここでは「Star gazer TRPG」について解説していこうと思う。

このTRPGは基本的に「戦闘と探索」で進めていくゲームだ、キャラについては

ここで説明する世界観を元に気軽に妄想してほしい。

2.Star Gazer TRPGとは?

イメージは「漫画」に近い、RP重視のTRPGである。

あなたたちは「異能」、「魔術」、「技術」に類するどれかを所持し

様々な出来ごとや事件の中で自身はその中心人物となり、

その事件の解決や仲間との交流を深めていき、最後には成長していく。

では、主人公となる君たちはどんなキャラを作れるのだろうか?

その世界観を解説していく。

3.OLD AGEの世界観

日本が軍備を合法化したことにより様々な軍事企業が日本を中心に乱立、第二次技術改革が始まるとともに世界各国にて軍備競争が激化、それによりかねてより開発が進んでいた人型強化装甲「ヴァルキリー」が日本にて実戦配備され、これにより当時巨大な軍事力と開発力、影響力を持った上位の軍事企業が17個、襲撃、解体された。

これを受けて様々な企業が自社の防衛のために吸収合併や水面下での戦闘を開始、政府ですら介入できないその軍事力は「パクス・フォーセス」と呼ばれる企業による軍事力主義、水面下抗争の時代に突入した。

カナダに存在する軍事企業「レイロード」とアメリカのハイテク特化の企業「オルクス・インダストリー」を中心とした「アカツキ」、「ゼブラース」による実弾兵器開発に趣を置いた「欧州連合」。

「リベラ粒子」の開発に成功しエネルギー兵器に対して一歩進出した「オーテル・テクノロジー」、エネルギー制御における機械開発のノウハウを持つ「レイロード・ヨーロッパ」を中心にした「Bellzellar Armaments(BA)」、「ブレンダー・ブレイン・ファウンデーション(BBF)」、「リヴァザール」の五つの企業が作り出す

「ヨーロッパ・ユニオン」。

ロシア、北海道での退魔技術によって生まれた特殊並走「魔装具」を兵器転用することで悪魔を以て悪魔を制することに成功した「シトナイ・ファウンデーション」とエネルギー研究からの移送次元跳躍技術のノウハウを持った「如月重工」、如月重工とエネルギー兵器を共同開発し「次元砲」の開発に成功した「チーム・L・TYPE」を中心に「ヘリクス」、「パトリオット・インダストリー」、「ツクヨミ・ファウンデーション」、「ジェンダー・アーマメンツ」によって結成された「アジア平和連盟」の三つどもえの戦いは激化し、その戦いは水面下から頭角を現し始めていた。権力掌握のための代理戦争はいつしか発展し「軍拡解体戦争」へと発展していく...

「パクス・フォーセス」とは

企業戦力による水面下での抗争、これにより他社、あるいはその最高戦力を撃破することで強制的にその会社を合併する。これによる技術革新などの利益のために国同士が黙認した結果、規模が拡大、その果てについには国では制御不能な戦力となり、企業を制する者が世界を制する状態になっていた。

そんな戦闘主義の暗黒時代、それをパクス・フォーセスと名付けている。

​それぞれの企業にランカーと呼ばれるランク分けされた戦力がおり、ランカー1と呼ばれる者たち、いわば最高戦力同士の撃破、あるいは企業そのものを解体しにかかる直接戦闘が元になっている。

3.2nd AGEの世界観

Old AGEから13年後、「企業解体戦争」、そしてそこに現れたシトナイ・ファウンデーション所属のランカー1「レイヴン」によって企業は戦力の大部分を失い、そして軍備の縮小を余儀なくされた。世界は混乱を収め、13年の平和を享受していた。

そんなある日、100世紀に一度の日食の日に生まれた子供の中で、素質のある人間二人に突如「煌玉」が宿った。

同時に、若い世代の人間に突如、不思議な力が宿り始めた。

「異能」、と呼ばれたそれ、しかし目覚めた人々は自身が研究材料とされたり奇怪な眼差しを向けられること、そしてとある組織を恐れ、その力を隠して生きていたのだ。

世界に突如現れ、「煌玉」を持つ者を世紀王にせんと異次元から現れた「アウタージェネシス」、それは超時空生命体「ガイスト」で構成された集団であり、人間をはるかに超えた能力で瞬く間に人々を恐怖に陥れる。

この事態に対策を迫られた日本政府は突如「煌玉」を持つ一人の青年と異能を所持する者たち「スキルホルダー」を集め、一つの組織を作った。

「ミクロコスモス」、人類はいま、新たなる敵との戦いに挑む。

異能とは

人類が新たに手にした力、形容するとしたら「人間をPCと仮定した場合のプログラムのようなもの」であるらしく、発動すると体表の一部に目に見えた変化が現れる。主な場合では腕など異能の効果が発生する場所に回路のようなラインが走る、人間以外の動物の特徴が表れる、体の一部が装甲に変化する、などである。

世間一般的には認知されておらず、周囲の人間から追害されたり差別を受けること

などの理由で基本的に異能を持つ者はそれを公言することはしないだろう。

世界人口の約三割程度がスキルホルダー、異能を持つ者である。

政府は異能者の確保に努めており、生活面においての援助をしてくれることがある。

ガイストとは

未知の言語を使って話す侵略者であり、それぞれが異能を持たない人間とは比較にならない戦闘能力と特殊な能力を持っている。

しかし知能を持つものは人間の言葉を話すことも可能であり、

日本への宣戦布告は人間の言葉で行われた。

物理的な兵器が通用しない、あるいは倒せてもすぐに再生して復活してしまうという特徴と、自分たちの姿に関する認識系に働く魔術により精神の弱い人間では正気を破壊されてしまうという特徴により日本を大きく脅かす脅威となっている。

世紀王とは

なったものは100年の間世界の王となるとされている、強大な力をもった煌玉に対応した人間。ガイストがここまで執着する理由は不明だが、彼らの口ぶりから世界を揺るがしかねない力を持つことが予想される。

3.3rd AGEの世界観

Old AGEから14年、2nd AGEから1年後。

地中深く、アガルタと呼ばれた古代の遺跡から発掘された謎の箱「パンドラ」。

それは秘密裏に政府の研究機関に運び込まれ、その危険性や性質を研究され続けていた。しかし、ある日異能を使って犯罪を行う大きな犯罪シンジケート「HORROR」

によってパンドラは奪取され、示し合わせたようにパンドラのエネルギーの一端による大規模なパンデミック「ジェノサイド・ウォー」が発生。

鞍馬町の町の中心部分の大規模が消失し、1000人を超える死傷者が出る大規模な災害が発生した。

それから11年後、企業や軍隊の総力を挙げて決行された三回の中央突破作戦からなる「オペレーション・パンドーラ」により、日本はパンドラの奪取に成功。

それと同時に世界で人間では発想の及ばないような猟奇殺人と未知の言語で会話を行う怪物、「イモータル」が現れ始めた。

​その姿は日常の陰に潜む猟奇殺人犯として、人々の平穏を脅かし始める。

紅葉町は対異能事件対策特務本部、通称「異能課」を設立する、それと同時に私立白銀高校を含めた周辺の「異能者」を生徒に持つ高校はとある組織を設立した。

その名も「生徒会連合」....異能による犯罪シンジケートやイモータル、そしてその深淵に潜む真の脅威に、あなたたちは立ち向かう。

パンドラとは

かなり古い時代、かつて国があったとされる地層「アガルタ」から発掘された黒く大きな箱、オーパーツとして高い格を有しておりその能力や危険性を調査するために政府の研究機関にて研究されていた。

なお、世間には一般公開されておらず、その脅威性も宣伝されていないが、どうやらガイストが現れた当時のようなゆくゆくは世界の危機につながりかねない程の

能力を保有しているらしく、内部のエネルギーは原爆二億個を軽く超えるレベルの膨大なエネルギーを保有している。

イモータルとは

​世界に突如現れた怪物で、人型の特徴を持つものが多いため、人間の先祖となった種族ではないか?という予想がされている、これまで13体のイモータルが出現し、これらによる被害者は2年間で500人を超えているほどで、最近は一度の事件で100人以上死ぬことが多い。

超常的な身体能力と何らかの特殊な能力、そして人間以外の生物の要素を兼ね備えていることが多く、それ故にただの兵装では対処できないことも多い、更に生徒会連合が察知できたのはNo.8とNo.12程度で、初期に表れていただろうイモータルがどうやって倒されたのか、という疑問などが残っている。

HORRORとは

ホラー、と読む、人間に異能が現れ始めてからすぐに表れ始めた犯罪シンジケートで傘下の組織は多岐にわたり、つながっている組織もビッグネームなものばかり。

その構成員が異能を所持していることも共通し、幹部である者たちはそれぞれが

通り名を持っている。

異能を持っていることを政府は隠ぺいしている、そのため世間一般ではただのテロリスト程度の認識しかない。

生徒会連合

白銀高校を中心に多くの生徒会が集う自警団の延長のような組織。

異能の所持率という意味では警察以上の戦力であり、警察との連携を

とることでHORRORやそことつながりのある組織と拮抗するほどの戦力として

成り立っている。

イモータルに対して十分な効果を上げる武器を最初に作り出したのも連合である。

尚、この連合に参加するには様々な試験があり、それをクリアできていない者は

生徒会に入ることすらできない。

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